アメリカの戦争犯罪を証かす長崎県の『原爆落下中心地公園』に行ってみた

原爆落下中心地公園

 長崎県長崎市の市街地にある通称『原爆落下中心地公園』にやってきました!!

 この公園は「平和記念公園」の一部で、平和記念像のある「願いのゾーン」、長崎原爆資料館のある「学びのゾーン」、そして今回ご案内する原爆投下中心地に造られた「祈りのゾーン」の3つから構成されております。

 今から約75年前に、多くの無実の人々を焼き殺した爆心地の今を観てみたいと思います。




JR長崎駅前から路面電車(赤迫行)利用15分、「平和公園」電停から徒歩1分

 「爆心地公園」には、JR長崎駅前から赤迫行の路面電車に乗り、15分の距離にある「平和公園」で下車し、向かいます。

爆心地公園

 駅から徒歩約一分で「爆心地公園」に到着です。 

 前述の通り、この公園は「平和記念公園」の一部ですが通称で「爆心地公園」、「原爆落下中心地公園」、「原爆投下中心地公園」、「爆心公園」等と呼ばれております。

▼聖徳寺灯篭

灯篭

 入って直ぐに灯篭があります。

 この『聖徳寺灯篭』は、爆心地より1500㍍の距離にあった古刹・天王山法輪院聖徳寺にあったもので、長崎に落とされた原子爆弾の炸裂により本堂や石塔等は倒壊してしまいましたが、この一対の灯篭は倒れずに残ったそうです。

 その後、原爆の惨状を伝えるものとして寺より寄進され現在に至ります。




▼原爆落下中心地公園

爆心地

 現在爆心地には「原爆落下中心碑」が建てられております。

 この上空約500㍍でアメリカが落とした原子爆弾は炸裂し、多くの、多くの、多くの、多くの人々を焼き払いました。

雲

 これからという無垢な赤ん坊たちからも命を奪ったアメリカによる戦争犯罪を現在に伝えます。

爆心地(過去)

 この写真は、戦後すぐに文部省によって組織された原子爆弾災害調査研究特別委員会によって爆心地を「松山町170番地テニスコート跡地」と確定した後、煙突の残骸の円柱に「爆心」「Centre」と書き記して、標柱としたものです。

爆心地公園

 この公園は、爆心地に建てられたモニュメントを奥に置いた、こざっぱりとしただだっ広い空間となっております。

 何もないからこそ、考えさせられる空間です。




▼浦上天主堂の遺構

浦上天主堂の遺構

 「原爆落下中心碑」の横には、レンガ造りの建物が並んでおります。

 これは、被爆した「浦上天主堂の遺構」で、現在に原子爆弾の恐ろしさを伝える貴重な遺構です。

浦上天主堂の遺構 浦上天主堂の遺構

 明治28年に着工し、大正14年に完成した「浦上天主堂」は、東洋一の壮大な天主堂でしたが、爆心地から約500㍍の距離にあった為、アメリカによる原子爆弾でわずかに壁を残す惨状となってしまいました。

浦上天主堂の遺構

  この壁は、天主堂の再建の為に、この地に移設されたもので、壁の上にある石像は、フランシスコ・ザビエルと使徒です。

 キリスト教を伝来に来た白人は、次の手で原子爆弾をアジア人に落としました。

 同じ白人国家であるドイツに原子爆弾を使う事は、躊躇いがあったと云いますが、黄禍論という黄色人種を下に観る価値観を持つ白人共は容赦なく日本人に使いました。




▼被爆当時の地層

がれき

 公園内には、当時を知れる貴重な『被爆当時の地層』を観る事が出来ます。

がれき

 中を観ると、当時の人々が使っていた生活道具がそのままに焼け残っておりました。

 建て看板には、長崎の市街地一帯を掘ればこの様な遺物を観る事が出来るとあります。

▼母子像

母子像

 平成9年に被爆50周年記念事業として、平和を祈念する『母子像』が建立されました。

 多くの人々によって、この様な惨劇が二度と繰り返さない様、沢山の祈りが込められております。




▼さいごに

千羽鶴

 以上で、アメリカの戦争犯罪を証かす長崎県の『原爆落下中心地公園』のご案内となります。

 無辜の民の頭上で炸裂した原子爆弾は、女性・子供・老人もろとも焼き尽くし、生き残った人々は現代に至るまで苦しみ続けております。

 こんな戦争犯罪は絶対に許されるものではなく、彼らの無念を思うと白人国家・アメリカという国への憎悪を持たずにいられません。

 アメリカ等の帝国主義に抗い続けたキューバの英雄チェ・ゲバラは、日本に来日した際に長崎・広島を訪れアメリカに諂う日本人に「なぜ日本人はアメリカに対して原爆投下の責任を問わないのか」と問うたと云います。

 全く左派ではない生粋の日本人である僕も、韓国や中国には偉そうに言う人はいても「なぜ日本人はアメリカに対して原爆投下の責任を問わないのか」を不思議に思ってしまいます。

 この地は、そういった事を深く考えさせられる貴重な場所になっておりました。

 皆様も訪れてみては如何でしょうか。

 御精読有難うございました。





 

▼アクセス

住所:〒852-8118 長崎県長崎市松山町5