激安LCCで行く『長崎県⇒佐賀県』縦断一人旅・長崎原爆の被災地と歴史を巡る

長崎県⇒佐賀県
 4泊5日間で長崎・佐賀縦断の超密取材旅に行ってきました。

 旅慣れた人でも1日でメインディッシュ級の観光名所は3箇所程しか巡れないと云われておりますが、そこを倍の目標6箇所を掲げて超人的なスケジュールで走破した記録をご案内します。




▼最も安く行く方法

遠い乗り場
 千葉(成田)と長崎間の移動に掛かる交通費と移動時間を鑑みて最も効率的な移動方法何だと思いますか??

 では、交通手段別に見てみます。

 新幹線:東京↔長崎を新幹線で行くと片道¥24,600‐程必要となり片道7時間30分程要します。

 飛行機:JALやANA等の一等の航空会社で行くと¥32,000-と値は張りますが、片道1時間45分程で行く事が出来ます。

 バス:夜行バスや高速バスなら安いかなぁ?と思うも¥11,000-程かかり、片道24時間も要します。

 自家用車:車で高速を使っていく場合、高速料金だけで¥19,960-、それにガソリン代が別途必要になりノンストップで15時間要します。

 そして、答えは飛行機ですが!!LCCで行くと最安値だと¥5,990-で行けます!!

 LCCを利用した場合のデメリットは、以下4点程が挙げられます.
  ①先ず確実に予定した時間の便に搭乗出来ない可能性がある
  ②手荷物の重量制限が厳格である事
   ※重量合計10kg迄
  ③トランクを預ける場合は別途有料
  ④搭乗口までめちゃくちゃ遠い

しかし、これだけで2番目に安いバスの約半額なので僕の足枷にならないので、当然にLCCを選択しました。

 写真は、成田空港のLCC用エントランスへと、えっさえっさと歩いている時に撮影した写真です。
 搭乗ゲートまで遠いとは聞いておりましたが、想像以上にめちゃくちゃ遠いです。




1日目
いざ出発
 LCC便で最も安いのは、オフシーズンと言われる12月~1月(年末年始除く)の平日です。

 社会人をしていると休みにくい時期ですが、国内だけでなく海外旅行も最も安くなるタイミングなので、僕はあらゆる柵を振り払い旅に出てきました。

 ワクワクとドキドキを胸に生憎の雨の中、格安航空に乗り込み一路長崎へ!!

長崎到着
 やはり安いだけあってLCCは、一人当たり座席が狭かったり飲み物の提供等が無い等の不満はありましたが、たった5,990円で成田⇒長崎にやってきました。

 到着は12月の中頃ですが、南国の長崎は暑く東京から着てきた厚着は早々に脱ぎ捨て軽装になります。

▼長崎ちゃんぽん 牡丹

空港・ちゃんぽん
 先ずは、到着して最初に長崎空港内の長崎ちゃんぽん専門店の『牡丹』さんに立ち寄り「長崎ちゃんぽん」頂きます。

牡丹セット
 僕が注文したのいは店の名前を冠した牡丹セット1,450円也

 ( いくら空港内とは言え高いですね・・・ )

 セット内容は、写真にある長崎ちゃんぽん、餃子(3個)、ミニチャーハンです。

長崎ちゃんぽん
 空港内にあるお店だから、そんなに旨くないと思いますよね。

 しかし、しかし、ところがどっこい!たっぷりの魚介と野菜が旨い出汁を出しており本気で美味しかったです。


長崎バス

 ※画像:長崎県営バス:https://www.keneibus.jp/limousine/nagasaki
 「牡丹」さんで腹ごしらえをした後、空港から出ている長崎空港リムジンバス(長崎市内一律1000円)に乗車し、とりあえず長崎市の中心地であろうJR長崎駅を目指します。

 本日旅に来たは良いが、泊るところも何も決めていなかったのでバス内で安くて良さそうな「ホテル クオーレ長崎駅前」さんを予約しました。

長崎到着
 時刻は13時過ぎ、約45分間バスに揺られて、長崎市内に到着しました。

 早速、ホテルに荷物を置きグーグルマップで最も近い観光名所となっている場所へ向かいます。

 では、ココで長崎の市内観光をスムーズに回る為のルートとエリアを2つに分けて下記に纏めてみます。

 【エリア1】
 原爆資料館 ⇒ 爆心地公園 ⇒ 平和記念像 ⇒ 浦上天主堂
 
 このエリアは、名前の通り長崎原爆に関する痕跡を辿る観光名所群になっております。
 下記エリア2に比べて回れるものが少ないですが、広大な公園間を移動する為、このエリアは1日で4箇所が限界だと思います。

【エリア2】
 軍艦島 ⇒ 四海樓 ⇒ 大浦天主堂 ⇒ グラバー園 ⇒
 眼鏡橋 ⇒ 興福寺(日本最古の唐寺) ⇒ 亀山社中

 このエリアには海上の軍艦島が含まれておりますが、午前一番に軍艦島へとクルーズした後、長崎屈指の観光スポットであるグラバー園エリアを散策するルートになります。
 



▼長崎原爆資料館

長崎原爆資料館

長崎原爆資料館 最初に向かったのが『原爆資料館』です。 ここは、「平和記念公園」の一部で、平和記念像のある「願いのゾーン」、長崎原爆資料館のある「学びのゾーン」、原爆投下中心地に造られた「祈りのゾーン」の3つから構成されております。 先ずはこの場所で長崎原爆を学ぶ事で、この後に散策する場所の意味と歴史を深く知る事が出来ます。

▼原爆落下中心地公園

原爆落下中心地公園

原爆落下中心地公園 資料館を見学後にやってきたのが『原爆落下中心地公園』です。 今では一見するとだだっ広いだけの公園ですが、公園内には当時を偲ぶ生々し痕跡等も観る事が出来ます。 当公園を見学後、続いて「平和記念像」へと歩いて向かいます。

▼平和記念像

平和記念像

平和記念像 爆心地公園から歩く事約20分、平和記念像のある場所にやってきました。 ココは、毎年8月9日に行われる「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」が行われる会場として有名な場所です。 ここまでで、時刻は17時を過ぎたので、一旦タイムアップし、ホテルに戻ります。




1日目夜
駅前商店街
 本日は、到着初日という事もあり体力も有り余っている為、この後サクッと夕食を済ませて日本三大夜景の一つを観る事が出来る「稲佐山」へと向かいたいと思います。

 写真は、長崎駅前にある『駅前商店街』です。 観光地である長崎の夜はさぞかしネオン街が広がる街だろうと思っておりましたが、実は風営法規制が強い街である為、風俗などが無い街との事。

 なので、夜になるとビックリする程、静かになります。

▼海鮮市場長崎港 駅前店

長崎港
 初日なのでリーズナブルに食べれるお店は無いかと探して見つけた『海鮮市場長崎港 駅前店』さんに入ってみます。

 中には、沢山の常連さんで賑わっており夜はお酒も楽しめるお店になっておりました。

長崎港 駅前店
 本日はまだまだ取材が残っているので、ビールは一杯だけにしてミックフライ定食950円をい注文しました。

▼稲佐山展望台

稲佐山展望台

稲佐山展望台 夕食後、「稲佐山展望台 夜景見学ツアー」に申し込み、100万ドルの夜景を観にやってきました。 これまでいくつも夜景を観てきましたが、たしかに唸る夜景がココでは見る事が出来感動です。


稲佐山夜景

※画像:長崎遊覧バス:https://www.n-yuranbus.com/tour/index4.php

 ちなみに、稲佐山へは観光シーズンだとケーブルカーでも行くことも出来ますが、たった1500円を支払えば長崎市内から手軽にバスツアーで行くことが出来ます。

 当日申し込みで行くことも出来る為、ツアーを申し込み行かれる事をオススメ致します。

▼長崎中華街

長崎中華街
稲佐山夜景ツアーはバスの乗降車場所を選ぶことが出来るので、ツアーを終えた後に『長崎中華街』で降車し夜の街並みを見に行くことにしました。

長崎中華街
 時刻は20時頃、まだまだお店はやってるかと思いきや、ほぼほぼクローズ状態です。

 ハイカラな中華街のネオンは一見の価値は有りますが、夜になるとさっぱりと寂しくなってしまっておりました。

 仕方がないので、長崎中華街の観光は次回にする事にし街を散策する事にします。




▼眼鏡橋

眼鏡橋

眼鏡橋 チンチン電車の路線に沿って歩いて行けば、中華街から長崎駅前のホテルに着くだろうと歩いてると、どうにも間違った路線を歩いている事に偶然「眼鏡橋」に到着してしまいました。

 なので、最初ココがそれだという事に気づかず「眼鏡橋」に似ているな~と疑問に思い、グーグルマップを観た所ドンピシャ!ココでした。というわけです。

 昼間の写真はWEBで何度か見たことがありましたが、個人的には夜のライトアップされた眼鏡橋の方が立体的で見ごたえがあるんじゃないかと思います。

▼長崎出島

 長崎駅前へのルートを逸れていた事に気づいたので、軌道を修正し歩いていると『出島』に出てきました。 出島は、江戸時代に日本で唯一世界に開かれた窓口機関となった元人工島です。 今では、辺りが埋め立てられ元の出島の痕跡は僅かに残すのみとなっておりますが、内部はテーマパークの様になっておりました。

▼ホテルクオーレ

ホテル
 夜も遅くなっていたので「出島」は外観だけを撮影し、長かった一日の疲れを癒しに長崎駅前にある『ホテルクオーレ』さんに戻ってきました。

 今日は長崎初日だから体力も残っていると平和記念公園3連発の後に稲佐山へ夜景を観に行きましたが、実際体力的に非常にきつかったです。

 本日は、明日に備え寝ます。

ホテル クオーレ長崎駅前

JR長崎駅正面に立地。全客室に有線LAN及びWi-Fi回線完備。女性専用フロアあり。
850-0057
長崎県長崎市大黒町7-3

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